iOS 14 から施行されたAppTrackingTransparency(通称ATT)に伴うFacebookの仕様変更により
コンバージョン最適化を行う場合は
ビジネスマネージャでドメインの認証を行い、合算イベント測定の設定が必要になりました。
自分のビジネスマネージャに作った自分のビジネス用のピクセルのイベントであれば
自分でドメインを認証して、合算イベント測定を設定すればいいのですが
広告代理業の場合、広告主のプロモーション用の広告アカウントを
ビジネスマネージャに作成して宣伝しているという状況がまああります
ビジネスマネージャで認証できるドメインは1つのみなので
→ すみません、記載逆でした(2021/6/7修正)
ドメインは1つのビジネスマネージャに紐づくため、上記のケースでのドメイン認証と合算イベント測定の設定は代理店のビジネスマネージャではなく、ドメインの持ち主がビジネスマネージャで行うことになるということが多いです
広告主が一つの代理店にのみ依頼している場合はいいのですが、複数代理店に依頼している場合、ドメインをシェアすると合算イベント測定が取り合いになってしまうので、広告主のもとで合算イベント測定を管理しようというケースが最近ありました。
こちらのケースどうするか、試してみました。
とはいえ、実際に触ってみないとよう分からんということで、妻の環境を借りて実験してみることにしました。
前提
- 妻(広告主)のビジネスの宣伝を夫(代理店)のビジネスマネージャの広告アカウントでやっている
- 妻のビジネスマネージャでドメイン認証、合算イベント測定をする
それでは進めていきましょう
夫ビジマネでピクセル発行~ウェブイベントの設定画面
手始めに、夫側のビジネスマネージャ(以後 夫ビジマネ)で
「ウェブイベントの設定」のページを覗いてみるところまでやってみる
(夫ビジマネ)広告アカウントでピクセルを発行する
ピクセルを発行しなければ「ウェブイベントの設定」のページが見られないので、ピクセルを発行する
妻のウェブサイトにピクセルを設置しカスタムイベントを飛ばす
ピクセルの発行するだけではだめなので、ピクセルを設置して最初のイベントを飛ばす
ウェブサイトに設置したピクセルサンプル↓
(関数の引数がおしゃれ)
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<!-- End Facebook Pixel Code -->
(夫ビジマネ)ピクセルでウェブイベントの設定のページを覗いてみる
合算イベント測定のページを見てみることにする
次回は、妻のビジネスマネージャでドメインを認証~合算イベント測定の設定ページを見てみる↓